サリーの収容プロトコル

動画制作の裏話などを書きます

【裏話】#5 財団職員のLobotomy Corporation【ゆっくり実況

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サリーです。

この実況シリーズ始またのが

今年の3月です。

 

半年でパート5て!!

1年でパート10?

いやまじで終わらんぞと

 

本当はもっと編集してうpしたいんだけど

やっぱりSCPに時間かけたいってのもあって

なかなか時間が割けないでいます。

 

ゲーム自体もすごい面白くてずっとやっていたいのにね

でも進めすぎると編集追いつかなくて

録画ファイルで容量圧迫するし内容忘れちゃうので

やっぱり新鮮なうちに使いたいんですよね

つっても今回のパートももう1ヶ月以上前の録画なんですけどね(笑)

 

とりあえず録画消化したので

ゲームできるよ!

早く続き遊びたいの!

 

このゲームでは職員が死ぬのはデフォルトで

ブラックにブラックを重ねていかないといけないって話だったんですが

いやーキツイっす。

正直ね。でもそうやってやらないと今後詰んじゃうんだって

ひどいよ!!

 

 

そういえば

概要欄に

「本当にあったようで今作った怖い話」っていう内容のことを書きました。

 

この遊びは私がホラー苦手のくせに

夏を涼しくするために考えたもので

TRPGをいつも一緒にやってる仲間と

深夜2時くらいに休憩がてらやったやつなの。

 

ルールは

誰かがお題を出します(例「お墓」)

そしたら誰かが「お墓といえばね」って」話し始めます。

その話が終わったら、怖い話をした人が次のお題を出してって感じ。

 

んでただの作り話じゃなくて

「本当にあったようで」っていうのがミソで

結構アドリブ力というか脳みそ使うのよ。

 

まぁみんな人並みだからうまく話せなかったり

なんだかんだ面白い話になっちゃったりして

そこそこもりあがってたの

 

んで3時くらいかな?

私含めて5人でやってたんだけど

友人ひとりが

「金縛り」のテーマで話した

「一日に三回金縛りにあった話」っていうのが怖すぎて

眠れなくなりました。

 

その内容が気になるってコメントがあったので

簡単に書きますね。

私が書くのであんまり怖くないかもだけど

実際の話し方やその場の雰囲気、私のホラー苦手属性などで

怖さが増していたことは

念頭に置いてお読みください。

 

 

 

「一日に三回金縛りにあった話」

 

ついこの間、1週間くらい前かしら

少しだけ奇妙な体験をした。

私は自室のパソコンで仕事に使う報告書を書いていた。

 

半分位書いたところで

「ちょっと休憩」

机の上にあったガラスのピッチャーから

レモンティーをコップに注ぎ一気飲みすると

ソファの背もたれに寄りかかった。

 

10分ほどして体を起こそうとすると

何故だかうまく体が動かない。

意識は完全にそこに在って

体を起こそうと必死に試みるも

力が抜けて動けない。

 

「よほど疲れてるのね。もう少し休もうかしら」

そう思ってふとパソコンの画面に目をやると

さっきまで書いていた報告書の代わりに

ぐちゃぐちゃの老婆の顔が浮かび上がっていた。

 

反射的に顔を背けようとするが

動かない。

目が釘付けになる。

心なしか老婆の顔が大きくなっているような気がする。

 

すると突然肩にググッと強い力が伝わる。

人間の手の感触がある。

振り向くことができない。

気づけば声も出なくなっていたわ。

私はパニックで必死に体を動かそうとした。

力の入らない足を無理やり押上げ机を蹴ると

ガラスのピッチャーが机から落ちる

 

ガシャン!

ピッチャーが粉々に砕け散る音で

我に帰った。

体は動くようになっていた。

パソコンの画面には書きかけの報告書が表示されている。

でもピッチャーは確かに割れていて

時計は1時間も進んでいた。

 

知らないうちに寝てたんだな。

嫌にリアルな夢でうなされて机を蹴ったんだ。

そう思うことで自分を落ち着かせた。

 

夕方、一通り仕事が終わって私はシャワーを浴びた。

その後流しの鏡を見ながら髪を乾かしていた。

濡れた前髪をクシでとかし

ドライヤーを当てた。

 

前髪を乾かして顔を上げたとき

私は心臓が止まりそうになった。

 

鏡にさっきの老婆が写っていたの。

私の真後ろに、顔だけね。

でも目をそらすことができなかった。

瞬きすらしている感覚はなかったけど、

目は乾きもせずに鏡の中の老婆に釘付けになった。

 

もちろん体も動かなかった。

突然右肩に手の感触が伝わる。

ググッと。昼間あったみたいにね。

鏡の中の私の肩に手は写っていなかったけど

右肩が確かに手で無理やり押さえつけているように凹んでいたの。

ぐちゃぐちゃの顔面の老婆は

鏡越しに私をまっすぐ見つめていて

何かをしゃべっているみたいだったけどまったく聞こえなかった。

 

そんな状態がしばらく続いたわ。

いや、実際は30秒くらいだっかたもしれないけど

とんでもなく長く感じた。

 

気づくと私はさっきと同じソファに寝てた。

もうすっかり日が暮れていて

髪の毛も乾いてた。

 

金縛りってのは夢の延長線上にあるものらしい。

仕事してたときはソファで休んで寝ちゃったかもしれないけど

でも今度こそ私は間違いなく寝てなかった

自分で髪を乾かしている間に眠る人なんていないでしょ?

それに幽霊に恨まれる覚えも不法侵入される筋合いもないの。

 

外はすっかり暗くなっていたけど

私は寝るのが怖かった。

テレビをつけてバラエティ番組を見ながら

今日のことを忘れようとした。

 

絶対に眠らないように

コーヒーを入れて、電気も明るくして

バカみたいに大音量でテレビを流していたの。

 

夕方2時頃

電気が消えた。

大音量のテレビも消えて

突然部屋が静寂に包まれた。

 

バンバンバン

誰かが玄関のドアをむちゃくちゃに叩く音が聞こえる

信じられないほど怖かった。

でも声を出すことも動くこともできない。

 

私の精神状態は限界だった。

ドアが開く音がして

何かがこちらに近づいてくる。

廊下を裸足で歩くような音が少しずつ大きくなる。

 

足音が止まる。

いま真後ろに「何か」がいる。

「何か」は私の右肩に手をかけ力を込める

肩が外れそうになるくらい下方向に引っ張られる。

悲鳴も上げられずに意識もなくなりかけたその時。

 

私の電話の着信音がなった。

クロエ(語り手の友達)から電話がかかってきたの

なぜか私は冷静に、こんな時間に電話なんて非常識すぎる!

なんて考えていたの。

でもその音で動けるようになったわ。

スマホの着信履歴を見せながら)

 

電気は消えたままだったけど

動けるようになった体で電話を取った。

「もしもし?こんな時間にごめんね?」

クロエの声だ。私は安心して涙が出そうになった。

「もしもしクロエ話があるの、今ね──」

 

クロエに状況を説明しようとしたとき

確かに電話を当てている耳とは逆の耳から

はっきりと舌打ちが聞こえた。

 

 

 

 

 

という内容の話です。

私はこれが怖くて寝れなくなりました。

だって怖いじゃん

しかもそれまで怖い話と言いつつ

面白い笑える話とかもあった中でのそれよ。

 

私は金縛りとかあったことないです。

でもさなるかもしれないじゃん?

 

たとえそれが夢でも

怖い目に遭うなんてゴメンですね