サリーの収容プロトコル

動画制作の裏話などを書きます

わたくしごとです。

こんばんは。

サリーです。

 

今回少し暗い内容ですので

苦手な方はブラウザバックしてください。

 

タイトル通り

私事ではありますが

 

本日2018年4月17日18:00

 

私が飼っていた猫が約20年の生涯を終え

自宅のリビングで静かに息を引き取りました。

 

雑種の女の子です。

f:id:sally_0352:20180417191740j:plain

 

あの子が初めて家に来たとき

あの子はまだ子猫で

私もまた年齢も一桁の幼年にございました。

 

ある日突然捨て猫だった彼女を

父が拾ってきて「飼おう飼おう」と

母を説得していたのを覚えています。

 

私とあの子は一緒に成長してきました。

 

散歩に出かけたり、ボールで遊んだり

 

一緒に花火を見たり、時には喧嘩をして

 

晩ご飯の刺身を取られたり、

f:id:sally_0352:20180417191806j:plain

プレゼントのつもりなのか

ネズミやスズメを捕まえてきたり

 

本当にたくさんの思い出を

家族として共有してきました。

f:id:sally_0352:20180417191825j:plain

ここ数年は

あまり具合が良くなくて

頻繁に嘔吐したり

あまり外にもいかなくなってしまい

 

いつかお別れする時が来るのかな

と考えることもありました

 

そしてここ数日はリビングからあまり動かなくなってしまいました。

 

体が重いといった感じか

立ち上がるのも一苦労で

ごはんを口元に持っていかないと食べられないほどでした。

 

昨日、

彼女はごはんを少ししか食べませんでした。

 

私もそのときに

この子はもう最期なのかもしれないと覚悟を決めたつもりでした。

 

今日の朝、もう彼女は

目を開けているのが

精一杯という感じでした。

 

必死にサポートしたいという気持ち

長生きして欲しいという気持ち

でも無理はして欲しくないという気持ち

 

いろんな葛藤がありました。

 

仕事に行く前にいろいろ考えてしまいました

彼女はもう長くはないのだろう。

帰ってきたらもう彼女は

旅立ってしまっているのではないか。

 

仕事中もそのことで頭がいっぱいで

 

お昼ご飯も

お腹がすいているはずなのに

全く喉を通らず

彼女のことだけが心配でした。

 

 

現実は非情なもので

私が家についた頃

既に彼女は息を引き取っておりました。

 

家族に看取られ

大好きだった毛布の上で

たくさんの花を手向けられた彼女は

とても綺麗な顔で眠っていました。f:id:sally_0352:20180417191921j:plain

 

私は目の前で永眠する彼女を見ても実感がわかず

驚くばかりでした。

 

しかし気持ちを整理するために部屋に戻り

机に顔を伏せたとき

写真立てにあったあの子との写真が目に入りました。

 

その瞬間、あの子との思い出が一気に溢れてきました。

 

最初は懐かしいなぁなんて

ぼんやり眺めていた私でしたが

 

ふと

「もう一度会いたいなぁ」

 

そんなことを思ったとき

ボロボロと涙が出てきて

 

 

涙が出てきて

改めて大切な存在だったのだと実感しました。

 

本当に今までありがとうとしか言えません

あの子と一緒に大きくなって

あの子と一緒に遊んで

 

これからはもうあの子はいないけど

あの子の分まで精一杯前を向いて

これからも生きていきたいと思います。

 

 

どうか安らかに眠ってください。

本当にありがとう